1996年に上演し好評を博した「思いでのブライトンビーチ」の続編。あの15才だったユジーンも23才となり兄スタンリーとともに喜劇作家の道を、夢と希望に熱くなりながら歩みはじめようとする。 |
| 上演日【開演時間】:
| 1998 11/15(土)
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18:30開演 |
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公演舞台会場: | ||||||||||||||||||||||||
入場券: |
一般:1,800円 (前売一般:1,500円) |
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『ブロードウェイバウンド』公演プログラムより抜粋 |
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人間を描くドラマ
劇団代表:伊藤幸夫(演出) |
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ニールサイモンの自伝ドラマと言われる「思い出のブライトンビーチ」につづいて、三部作の最後の作品「ブロードウェイバウンド」を上演することになった。この作品は 「思い出の・・」と同様、いやそれ以上に面白い作品である。ユーモアたっぶりの会話が随所にらりばめられているだけではなく、アメリカに移民してきたユダヤ人の一家族の生活がリアルに描かれている。しかもそれは現代の日本の家族とも共通する面も持っている。 兄弟がラジオ・テレビ作家をめざして自立する行動を縦糸に、夫婦の危機が横糸にからみあい、縦糸、横糸の接点に母親と息子の愛情の交流が紡ぎ出されている。現代的テンポをもった、すぐれた構成で、「さすがニールサイモン」 と声をかけたくなる秀作である。日本の作家では井上ひさしの作風に共通するものがあるようだ。いわゆる駆けだしの頃、コント作家として活躍し、真劇的要素を巧みに生かしながら、その底に人間の真実を浮かびあがらせる。この源流は同じくコント作家として出発したロシアの世界的劇作家チエーホフにつながるものではないだろうか。 共通して言えるのは、人間と人間の生活の真実を描きだそうとしていることである。感動をもたらすのはそのことなのだ。 最近日本でも離婚が激増しているとのことである。それにともなって家族萌壊もすすんでいるじ それは又社会の崩壊にもつながっている。現代の重要な社会問題である。また家族の重要な要素とも言える親子の関係も布薄となり、様々な事件がひきおこされている。にもかかわらず、困難をのりこえて若い世代は自立にむかってはばたいていく。このドラマを予定調和的ハッピーエンドに終わらせずに、若い世代に希望を託して幕を閉じていることに作者の深い人間洞察と熱いこころを感じ、改めて「家族とはなにか」を深く考えさせられたのである。 |
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