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上演日【開演時間】: | 2003年11月2日(日) | 【18:30】 |
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公演舞台会場:
| 静岡市民文化会館 中ホール | |||||||||||||||
入場券: | 一般:2,000円 学生:1,500円 |
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『風に吹かれて・蓑虫』公演プログラムより抜粋 |
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家族再生の道
劇作家:小島真木 |
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通り過ぎて来た時代を振り返ると、終戦という年が際立って起立して見える。 戦前と戦後が終戦の年を挟んでくっきりと分けられている道が、小学校三年生の頃に思い描いた稚拙なイメージのまま、自分の中にある。当時大人達は戦争の終わった解放感に浸っていたが、戦後の占領軍による民主的な改革も庶民の生活の中にはなかなか浸透せず、家族の意識は戦前と地続きのままだった。 しかし家族を取り囲む時代の風は、確実に変化していた。 若い世代が家族の中に持ち込んでくる個としての主張が、親たちの古い家意識を揺るがす時、その家族の戦後が始まっていく。 時代の進むテムポとずれながら、庶民の生活の中にゆっくりと浸透していく時代の変化が、子供の眼にもはっきりと映った。 現代は社会の急激な生活構造の変化で、家族の崩壊という危機に直面していると言われている。もう時代の変化も、それと分かるほど単純ではなく、不透明で見えにくなっている。 しかし一人の人間がそこに在る時、父と母と子という人間の根源的な関係は、変わることのない基本的な形として存在するはずだ。どんな境遇におかれた親子であろうと、子が親との絆を内面に抱くことができたら、次の世代の新しい家族の再生に繋がる起点になるのではないだろうか。 互いに裸のむき出しの神経をすり合わせるような摩擦の中にいる家族の現実の中で、親と子がどう向き合っていくかという模索の道が、幾筋も開かれていくことを願っている。 |
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『風に吹かれて・蓑虫』公演プログラムより抜粋 |
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勇気の出るドラマ
劇団代表:伊藤幸夫 |
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毎度のことながら、今回も切羽つまったギリギリの公演となってしまった。 「巴川界隈」は静岡・清水公演ともに好評で、二匹目のどじょうを狙った訳ではないが、父と娘の関係を軸に展開する芝居となった。いわば続編である。「巴川界隈」をご覧いただけた方にはおわかりいただけると思うが、花柳界の置屋に育った主人公の娘は、婚外子といわれるいわば私生児であった。その娘が高校三年生の時、一年間実の父親のところへ身を寄せることになった。生活の激変は、さまざまな波紋をひろげることになる。時代もまた急激な変化を迎え、地主の没落、民法改正による家長制度の廃止。男女平等が叫ばれはするが、その根深い残りかすは進歩的と云われた学者の家をもゆさぶられざるを得ない。しかも、現在まだその困難さは続いている。だが希望がないわけではない。若い世代は、現実をしっかりとみつめ、新しい前向きの生き方に足を踏み出している。流行の風俗に流されず、自分をしっかりとみつめ、目標に向かって行動力のある若い人たちが育っていることも確実である。励まされ、勇気を与えられるドラマとして上演したいものである。 |
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無記名
登場人物の関係などを理解するのに時間がかかり、感情移入しにくかった。もう少しメリハリが欲しい。お疲れ様でした。 無記名
今まで観させて頂きました演劇の中で自分の身近に起こっている様に感じ、最後まで目を見開いてみさせてもらいました。 劇団員の顔もわかる様になって、楽しく観させて頂きました。 無記名
伴野房子 様
無記名
前後の農地解放の後の生活の苦しさを間近に見る思いがしました。
牧野寿美子 様
現実味のある家族の風景が心にしみました。望月暢子 様
色々考えさせられる芝居でした。もう少し稽古時間があるとよかったですね。再演に期待します。 無記名
清水保孝 様
身につまる思い。いつもは笑いの場もありリラックス出来る時もあるけど何か疲れた…。 無記名
ストールはおもしろい。良く書けている脚本です。もう少し稽古をしたらもっと良いものになるでしょう。 無記名
熱演お疲れ様でした。胸に残る作品だと思います。堀池 様
舞台装置が工夫されていてどこにでもある事。感心しました。時代背景も考えて着る物、皆懐かしい物ばかり長いセリフ良く覚えられましたね 今も家長制度はなくなっていない 無記名
今回は少しむずかしずぎる念あり、3幕までのテーマが見えて来なく退屈だった。
もっと何か響く残る物が欲しかったです!今ひとつ淡々としたものでした。 若月正子 様
女性の生き方を考えさせられました。(家・自立)
久保田 様
茶ダンスの上の花瓶の花を細かく替えているのが、季節感を演出しているなと思いました。建前と本音かな。 渡辺美都子 様
昔の家族制度等、想い出しました。長所短所ありですな。とにかく今は仕合わせだと思います。有り難い感謝の毎日です。宮崎 八重子 様
“あるがままの自分、あるべき自分”いい言葉ですね。心に残りました。鈴木幸世さん、今回もとてもお似合いの役で楽しく見させていただきました。そして生井さんの演技、いつもながらとても素晴らしく大好きです。人をひきつける演技ですね。 ありがとうございました。 柴田 すみ代 様
時代が、昭和30年代くらいのお話しだと思いますが、私は、その背景が少しわからずとまどいましたが、観ているうちにだんだんと”家”というものが、どういったいみを持つのかわかってきました。野島 栄里子 様
それぞれの人物の個性が光っていました。千紗ちゃんを取りまく複雑な情況がとてもよく伝わってきました。 それぞれによせる波に負けず、強く生きていく姿に感動でした。 ところどころのセリフに大きな意味があってそれを上手に伝えていて、とても良い舞台だったと思います。 萩真 美子 様
こんにちは母さんが素晴らしかったのに、続き又いい上演ありがとうございました。よかったです。 無記名
家族に対するいろいろな問題について話し合って展開していた。 ダイナミックのアクションの出る小説。(私はあまり読まないけど舞台はよく見ている。) 前澤 喜信 様
着物といい、セットといい、とても自然で日本の昔の良さ、こうした時代のもつ人間もようが、自分が年を取り色々なものを受け入れられる様になったことを、とても素直にみることができました。 嫁とか家族とか、そんな自分ではどうにもならない世の中でも、親が子を想う心と子が親をおもう心がひしひしと感じられ、今の世のうすれてしまったものを大事にしなくてはと、自分だけではなにも出来ないけど強くおもいました。 本当にありがとうございました。 殿岡 富久子 様
日頃の家庭生活の中でのあり方、教えられたものがありました。大変良かったと思います。
長島 文江 様
清水生まれの身で、旧家の嫁で、ルーツみたいなものを感じました。私も今、自分らしく生きる事が出来るよう戦っています。音響が良かったです。
無記名
お疲れ様でした。”あるがままの私” ”あるべき私”今の私はどちらだろうと考えました。 娘の孤独が私には分からない。それは私が幸福だから?でも、家族の幸福は、実はとても壊れやすいものの上に成り立っているのかと思った。 だからなおさら愛おしいのかも。うまく書けなくてゴメンナサイ。 娘(チサ)役の方、舞台へ行って抱きしめてやりたくなった。 西山 佳菜子 様
1年間の様子を丹念に描いていた。難しい内容だと思う。
それぞれの役の人が、それぞれの味をしっかり出していて良かったと思う。 ばらばらになった(ように見える)この家の人々のその後を知りたい。 松沼 素子 様
とても素晴らしかった。これからも続けて下さい。
水野 勝代 様
いつも楽しみにしております。
今度はどんな役で出演されるのかなと思いながら、新しい発見の連続です。 今回も、ちょっと長い場面もあり、静かな終わり方だったなという印象です。 サールナートもいいですが、ここの方が広くてよいです。 小澤 恵美 様
時代の変化によって変わっていく人々の心境がうまく描いてあると思った。
だが一人くらい変化しないで、そのままの人がいてもいいと思った。 多くの人の心境を描いていたので、ストーリーがうまく読みとれないところがあった。 時代の変化というテーマで、現代でのストーリーが見たい。 増田 直之 様
幕間の音楽がアンバランス(音が大きすぎる)
時代表記がわかりにくい、もう少しきめ細かい配慮が必要。 スミちゃん好演。 無記名
お母さんの「あるべき自分」から「あるがままの自分」に変化していく心の動き、とても良かったです。 それぞれの役の特徴などとても良く出来ていて、とても良かったです。 前半のテンポが良ければ、もっと良い舞台になるのでは… 後半はぐいぐいとひっぱっていってくれました。 チサの心の動きも良く見えていましたよ。 坂田 様
芝居らしい芝居だと思いました。
劇が進行するほど引き込まれて行きました。皆、うまいですね。 無記名
お疲れ様でした。
時間がなくて大変だった様ですね。 次回も頑張って下さい。 新間 由紀 様
ご案内いただきありがとうございました。
主人の写真と一緒に見させていただきました。 この年になりますと、我が人生のこし方と、吐露したくなる気持ち、よくわかります。 出演者のみなさんのたしかな演技に拍手を送ると共に、脚本の持つ力強さを確かな物にした演出の力量に頭が下がります。 飯塚 幸枝 様
皆夫々の持場で好演でした。中でも山崎三郎氏はさすがでした。 一つの家族でも家長の立場、その妻の立場、娘の立場、婚外子の立場と、夫々の視点からみた場合、考え方に大きな差異があることがわかりました。 でも表面は夫々意見があるにしても、底に流れる水脈は皆を固く結んでいることも表現していると理解しました。舞台、音楽共に良かったと思いました。 伊藤 良夫 様
※静芸の演劇は結構見ていますが、今回の「風に吹かれて・蓑虫」は非常に印象に残る作品と思いました。
◎芸者の私生児、その子を引き取った家庭の人間関係、心理、人間のカットウがとてもよく書かれた脚本に感心。 ◎素晴らしい舞台にまとめられた演出、伊藤ご夫妻に拍手を送ります。劇を創られた全員に感謝します。 ◎そして舞台の出演者、俳優に年齢の重み、味わいを感じ、役柄にマッチした演技、若手も伸びましたね。一回の公演で終わらせるにはもったいない感じを持ちました。 ◎静芸の益々の発展を願い、今後も人に感動と生きる元気を与える舞台を創り続けて下さい。 寺田 雄三 様
帰り道、友人達と歩きながら 「感想文だした?」 「いいえ、この劇の批評はすぐには書けない」 「そうね。重いテーマだね」 こんな会話を交わしました。それぞれ、すごく重たい物を抱いて家路につきました。 家族のきずなというもの。一人一人はそれぞれに一人一人であること。今、いろいろな問題で毎日ニュースで騒がしいけれど、でも切れないで、地つづきで繋がっていくんですよね。良く書けたシナリオで、マキちゃんに乾杯!! いつもながら生井さんうまい!! 千紗ちゃん、とても新鮮、よくやった!! スミもみなさん、よくやりました。よかったよ。 望月 桂子 様 |