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協賛 |
サールナートホール |
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![]() 夕暮れの巴川(柳橋近辺)
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その他
常葉学園演劇部
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『巴川界隈』公演プログラムより抜粋 |
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巴川雑感
劇作家:小島真木 |
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今ではその場所も思い出せないのだが、沼のような湿地から、一筋の細い流れが出ている。友人から「これが巴川の源流だよ。」と教えられて、思わず「嘘だ!」と叫んでしまった。 巴川は、清水の山の中から流れ出ていると固く信じ込んでいた、少女時代のことである。これがあの巴川の源流であるはずがないと、怒りに近い感情で思った。 富士山は、清水周辺でしか見られないと思い込んでいた子供の頃と同じ種類の思い込みに過ぎないのだが、今でも静岡市内を流れている川幅の狭い巴川を見ると、この川が清水を流れているあの巴川なのだということが、信じられない気持ちが残ってしまう。 今私の持っている巴川についてのイメージは子供の足で辿り、その視野でとらえられる限りのものでしかないだが、少し川幅の狭い上流に行くと材木や合板の会社があり、そこから少し下ると瓦がずらっと干してある瓦屋が続く。向こう岸に古い遊廓の建物が見えるあたりを下った稚児橋から柳橋、大正橋付近が下町で、「巴川界隈」の舞台になる゛私の巴川゛のエリアに入る。 そこをずっと下った清水の次郎長の生家近くを流れる巴川は、昔の船頭衆の町の面影を残して釣り船がもやっていたり、河口に近い潮の匂いもする。 川は、流れる畔の自然や人々のくらしに彩られて変化し、様々な相をみせる。街の真中を流れる巴川については、どの辺りに住んでいたかという事で、その川に抱くイメージはそれぞれ異なってくる。 私の記憶に残る巴川は、その周辺の下町のくらしを映した巴川の一つの断片にしか過ぎないのだろう。 そして、川と共にその界隈にくらしていた人々の記憶も、その人々の生の一瞬のきらめきに過ぎないのかもしれない。 ゆるやかな巴川の流れのように、一片の生の感触を私の中に残して深い闇の中に消えて行った人々の姿を、余白の少なくなった私のいまの地点で書き留めておきたいと思った。 ゆるやかな巴川の流れは、人々の歩き去っていく生のリズムを刻んでいるように感じられる。 |
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『巴川界隈』公演プログラムより抜粋 |
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新しい課題に向かって
劇団代表:伊藤幸夫 |
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五十周年記念公演の第二弾として、「巴川界隈」を舞台にのせることができました。これも一重に観客の皆様を始め、元劇団員、劇団員の家族、舞台スタッフの皆さん、また県演劇協会や全国の演劇会議の仲間たちの支持と激励があったればこそで、心より感謝お礼申し上げる次第です。これまでにお世話になった方々は数え切れないほどで、「創造の源泉は民衆のなかにある」と云う言葉が深く実感されます。劇団は創立初期「働く人々のために、働く人々が生んだものを、ふたたび働く人々の中へ」の理念を揚げましたが、五十年を経てこの理念はますます輝きを放っています。私たちが創作劇を大きな柱として創造活動をすすめてきたのも、単にオリジナリティを主張することにとどまらず、この理念の具体化でもあったのです。劇団はこれまでも身近な人々の暮らしや、社会を見つめ、人間としての生き方をさぐる創作劇を生み出してきました。それは地域演劇の確立という高い目標に向かっての試行錯誤の活動ではありましたが、地域の問題や人々の暮らしを深く掘り下げることによって普遍性を獲得できると考えたからです。幸いにも座付き作家小島真木が大きな役割を果たしてきました。記念公演として小島真木作品「海を渡る娘」「巴川界隈」「瞽女峠」の三本を上演できたことは望外の喜びです。 五十周年は大きな節目であり、スタート地点だと思います。新たな課題に向かっての挑戦です。目標は公共劇団に匹敵する力量を持つこと。公共助成が殆どない困難な状況での挑戦ですから無謀な挑戦とも云えるかもしれませんが、それは地域劇団の役割であり、使命だと考えているからです。老朽化した稽古場の改築、新人養成、観客との恒常的パイプをつくる通信の発行等々課題は山積しておりますが、皆様のお力を借りて一歩一歩前進していきたいと思います。これからは五十年の歴史を土台に、より充実した舞台をご覧いただけるよう明るい希望をもって創造活動に取り組んでいきたいと思います。皆様のますますのご支援を心よりお願いする次第です。 |
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四場・昭夫 |
〈水野巡査より、お説教を受ける昭夫〉
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すばらしい舞台でした。とても感動しました。どんなにつらく、悲しい困難にあっても、強く立ち直っていく姿に自分も勇気づけらたようでした。ありがとうございました。 (ケイコ)
丁度私が生まれる少し前の事で、その当時の日本の様子や市民の生活状況等が、よく分かりました。小島さんのご苦労とその労力に敬意を表します。 (氏名不詳)
母親のあたたかみというものを感じた。特に、今、親元を離れているので、特にその思いが強かった。ヒューマンドラマだね。 (今鶴孝行)
「静(鈴?)」の衣装、もう少し、粋に着せてあげて。 (氏名不詳)
ほんとうに当時こんな感じだったんだろうなと思える雰囲気がありました。芸者さんのシャキシャキした会話がおもしろくてひきこまれました。お店の中で働く人々が、廊下を行き交ったり人を呼んだりする光景がとても自然で「おしばい」をみているのではなく、お店の様子をこちらからのぞいているようで楽しくなりました。 (高山みほ)
まず、お疲れ様でした、静芸さんらしい内容だったと思います。 私なりにいろいろ勉強させていただいたのでいつも通りの厳しい批評です。 まず舞台、時代とちんぷんかんぷんな設定でしたね。妙に現代味のある時計やポスター、きれいすぎる柱、新品のような畳にはびっくり。あり合わせがよく目立ちましたね。衣裳も同じく、めちゃめちゃでした。やはりあり合わせを使っている気がしてしょうがありませんでした。もう少し細かい勉強が演出、スタッフ、役者に必要だと思います。 芝居のほうはというと、これも厳しく…。決められた台本を役者が演じようとして演じることにもなっていない!!!台本のお芝居じゃなく、私はその台本の中の現実を見たかった…。役者自身がうまいへたではなくて、その作品に対する考え方があさすぎる!少し芝居を自分のものにして下さい!!! とにかく今回は…!!! でも、なまいき言って、ごめんなさい、みんな大好きよ。おつかれさん。 (酒井典子)
とても良かったです。心にじんときました。また是非みたいです。ありがとうございました。 (氏名不詳)
自分の遊んだ巴川を思い出しました。次の作品が楽しみです。 (氏名不詳)
何を言いたいかが私には、よくわかりませんでした。衣装、小道具などの時代がバラバラな気がしました。大道具はさすがです。でも「小さい家」にしてはイメージより、はるかにすごい家だと思いマス。 一番初めの「とうろう」黒子をつかわない方が良いのではないでしょうか。 スローテンポな進み方もいいのですが、ちょっとスローすぎな気がします。 メイク、衣装が気になりました。もう少しその役や時代にあったものを選んでみてはどうでしょうか? (久松由希子)
清水地域をとりあげているのは好感が持てた。その時代をよく写し出している。私は清水のこと、20年代のことはよくわからないが、そのような時代であったかとは想像にかたくない。 これからも、年1回はこのような地域に密着した話題をとりあげてほしいと思う。あと50年、これからも地道に頑張って下さい。 (氏名不詳)
すばらしかった。自分の幼いとき思いだし感動しました。 古き劇団の皆さん頑張って下さい。若い方も演技がしっかりしていました。 本当にありがとうございます。 (森一正)
私の生きて来た時代は同じでしたが、随分違う世界でした。しかし、人の生き様、劇の構成、出演された方々の御苦労が胸にジンと来るものが残りました。脚本に驚きです。置屋のおかみが印象に残る演技、舞台を締めていてまさに好演です。 母と息子、娘のからみも素晴らしかったです。 静芸の益々のご活躍を願っています。 (寺田雄三)
終戦直後の花柳界の一場面がみられてよっかたと思います。100人居れば、100人の生活があり、自分ではない人生の歴史を観るのが大好きです。自分の知らない時代( 特に大正時代)のお茶屋さんの生き様に興味があります。知らない事をいろいろ教えて下さい。 燈籠流しの出だしがよかったです。 (水野彰子)
とても感激しました。クライマックスには涙が止まりませんでした。 又、機会がありましたら皆様の演劇を観させていただきたく思います。ありがとうございました。 (氏名不詳)
真木さんの力作。上演おめでとうございます。 (堀池高彰)
前回の「海を渡る娘」より今回の作品の方が私は好きです。一人の女の一生を二つの視点から見た方法が気に入りました。 まだ20代なので、もう少し年をとったらもう一度ゆっくり見てみたい作品です。 何か始めるには、その形式をやぶるのは容易なことではありません。その流れに逆らって生きた人生はすてきだと思いました。 (氏名不詳)
とても感動するものだったと思います。これからもこのような演技を続けていって下さい。また次回のも期待しています。がんばって下さい。応援してます。 (氏名不詳)
・僕のやっている演技とはくらべものにならないほど巧く、特に大女将さんのや役がとても印象的で、うまく性格を表していて、とても好きでした。女将さんの方もとて もうまくて目を見張りました。 照明の使い方もよく、あのスイッチを消した時がまたよっかたです。音楽も良かったです。 ・芝居全体が少し大人びていて難しい芝居でした。しかし、一人一人の演技はやはり私が観ている役者さんとは違うなぁと思いました。無駄な演技が少なくてよかった。巴川が流れるのが凄いと思った。夜の部もがんばって下さい、お疲れさまでした。 ・内容はちょっと難しかったけど、演技が素晴らしかったです。 (大原美樹・曾根健一)
大変良かったです。清水生まれじゃない私ですが昔のことを、少しでも知ることができて、とても嬉しいです。 (前田やよい)
50周年おめでとうございます。積み重ね志しを思い知らされたように思います。 舞台、衣装等、動きの速さに驚きです。心にしみるものは時を越えて感動させてくれますね。ありがとうございました。 (氏名不詳)
‘11/14(土)の舞台を観て’ 期待した通りの舞台でした。 身近な人間模様、小島さんの世界、登場人物が多く、関わりを理解できたのは舞台も後半の方でしたが、それがかえって興味深く見る事ができました。登場人物ひとりひとりが独自の雰囲気があり、どの人も楽しめました。はな(おおおかみ)のふきんの仕草、芸鼓たちの着物さばき、年齢、時の流れにあわせた着物の数々と、着付けは素晴らしいものでした。 TはなUの心の底にある優しさ、T鈴Uのゆれ動く気持ちT千紗Uの成長と心の動き等よくでていました。T昭夫Uは時として今の子供に共通するものがありうなずいてしまいました。 狭い舞台のせいかもしれませんが、角(廊下?)を直角に曲がる様子に、多少違和感がありました。小道具の出入りが多く暗転の時はたいへんそうでしたが、音が少し気になりました。ふきん1枚掛けているだけでも違うと思いましたがいかがなものでしょうか。ラストに音楽のボリュームがかなり大きくなりましたが、少し大きすぎに思いました。もう少しおさえて自分の心にひびく思いの大きさを感じていたかったです。 時間があっという間でした。素晴らしい舞台をありがとうございました。 |